オルフェンズ、鉄と鉄がガッキンガッキンぶつかり合う痛いガンダム

なんだかガンダム系のネタが続きますね。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

オルフェンズ、珍しく放映開始からほぼリアルタイムで観ています。リアルタイムって言っても、録画したのを何日かしてから観るスタイルですけどね。日曜の夕方とかホントにリアルタイムで観てる時間は無いので、便利な世の中です。
テレビ放映後1週間はネットで無料配信なんてこともしてるんですね、ビックリしました。凄い時代だなあ。

http://www.mbs.jp/catchup/g-tekketsu/

ちなみに、実は初回放映時に追いかけて観るガンダムのシリーズは、なんと初めての経験だったりもします。そもそもテレビ観ない人だったので。後からビデオ借りたりバンダイチャンネルで観てばかり。なので、世の中に遅れず付いていってるというのも、私にしては珍しいです。

さて、肝心の作品に対する感想なんですが、ストーリーとか世界観などはともかく、なんと言っても印象的なのは、戦闘のあり方ですね。

派手なビームとか一切無い。
派手な爆発も無い。
重火器も実弾兵器ばかりだし、誘導兵器さえあまり無いのかな?ひたすら銃と大砲。

ていうか、飛び道具すら脇役で、モビルスーツ戦のメインは実体剣、いや剣どころか単なるゴッツイ鈍器でひたすら殴り会うという。
勿論ビームサーベルなんていうジェダイのパクりみたいなカッコいい代物もありません。

で、鈍器で相手の機体を殴っても、派手に爆発四散することもなく、鉄塊と鉄塊がぶつかり合うガキコーン!という鈍い衝撃音だけで、機体が無惨にひしゃげ、あるいは引きちぎられるばかり。
大砲さえも、命中してもやっぱりガゴオン!と鈍い衝突音立てて、大して爆発もせずに穴だけ開く、みたいな。

まさにタイトルどおり、泥臭い「鉄!」のぶつかり合いとして演出されていて、今までのガンダム(私が見てきた一部だけの記憶ですが)には無い、より徹底した戦争のリアリズムという印象です。
なんつうか、モビルスーツ版の「ベルセルク」みたい。

これまでのガンダムって、確かにリアル戦争路線を確立した金字塔ではあると思うんですけど、ことモビルスーツの戦闘シーンに関しては、やっぱり見た目映えの派手なビームの応酬、そして派手で華麗な爆発シーンという描き方がテンプレでした。
まあそこはエンターテイメントなので、過度な戦争賛美にはならない範囲で、ある程度は見た目映えさせる必要があると思うので特にそこまで不自然とも思わなかったし、そうしたある種の華麗な戦闘シーンに血沸き肉踊って観てきたわけです。

だけど、このオルフェンズでは、戦闘シーンすら
リアル志向で、ビームも無く爆発もしない、無骨で泥臭い戦いの描きかたをしてるのが、本当に印象的です。

一言で言えば、モビルスーツ戦ですら、マジで観てるだけで「痛い」。痛さが想像できて、モビルスーツに乗ることにあまり憧れを感じない。こんなガンダム、少しは想像したことはあるけど、本当に作品として出てくるとは思わなかった。

まあ、すっかりガンダム世代も大人まみれ、オッサンまみれになりましたし、UCから続く大人ガンダムファンにも受ける作品の一形態ということなんでしょうかね。ええ、私もオッサンですから、面白く観させていただいております。

逆にこんな「痛い」リアル路線のアニメ、本来の子供には受けるのかなあ(というか絶対小学生くらいじゃあ話の意味もわからん上に、死ぬ描写とかショックが大きくてトラウマになってしまいそうなレベル)とは思いますが、そこはそれ、もうガンダムというコンテンツはオッサンホイホイだと割り切ってしまうのもアリなんでしょうかね。

そんなわけで、ほぼ戦闘シーンの印象だけになってしまいましたけど、ストーリーもまあまあ面白い(今週ちょっと中弛み的だったけどここからまた色々展開していきそう)ですし、これからも楽しみに毎週観ていこうと思います。
ではでは。

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